2009年3月22日(日)に熊本県甲佐町で、標記のスケール審査委員講習会が行なわれました。今回は、日本模型航空連盟と共催で行なわれ、講師には日本模型連盟スケール委員長の鈴木 嵩氏を迎え、実施して頂きました。
今年の2009年9月(13日予定・順延20日)には、日本模型航空連盟のF4Cスケール日本選手権九州地区大会が佐賀RCクラブ飛行場で行なわれますが、この準備も含めて九州の名だたるスケール・フライヤーが集まってくれて、充実した講習会となりました。ただ、残念なのは午後から計画されていた実技が、天候の悪化で行えなかった事です。それでも、世界選手権でジャッジを務めた鈴木 氏の経験話しやCIAM委員会に参加して得た話しを沢山聞く事ができ、大変実のある内容となりました。
本年度より、F4Cの競技規定の中で大きく変更となった点は次の通りです。
○飛行競技の審査で、規定演技が無くなり、選択演技を8種類実施する事となりました。
〜但し「水平8字」と「360度降下旋回」を演技の中に加えなければなりません。
○K数の変更
〜静止審査の「三面図」 K15⇒K13
〜飛行審査の「演技の選択」 K12⇒K4
○CIAMのスケール競技に、F4Hクラスが加えられました。
〜日本ではクラブマン・クラスを取り入れていましたが、これと同様のクラスが世界で実施される事となりました。
*F4Hとは?
ARFでも気軽に参加できるクラスとして取り入れられたものです。昨今は、スケールARFの普及が世界でも大きく広がり、気軽に参加して楽しめるクラスの制定が現実化したものです。